子供の英検、参考までに。

子供もまた大人と同じ人間で、様々な個性を持っています。だから、子育てと一言に言っても、こうすれば上手くいく、こうすれば失敗すると言う法則を見出すことは難しいように思います。しかしながら、20年近く海外にいて、少し前に帰って来た人間の目から見ると、今の日本の子供向け英語学習の白熱ぶりは目に余ります。
もちろんそのレールというか、流れにうまく乗れて、成功するお子さんもいることでしょう。でも、そうでない場合はダメなのでしょうか。そんなことはありません。特別なお教室や特訓を受けなくても、語学については習得が可能だと断言できます。だから、お教室や特訓で他のお子さんと比べて、発話量が少ないから、英検などの資格の取得が上手くいかないからと言って、落ち込む必要はありません。
ここから先は私見になります。現在の日本の状態を見るに、海外経験の全くなく、特別なコースにも通っていないお子さんであれば、小学校在学中に英検2級まで取得できれば立派なものではないでしょうか。英検2級は読解の部分が小学生には難しい内容であったりもしますが、英検は満点でなくても合格できるので、点数に囚われなければ合格自体は難しくありません。
どうしたらお教室などに行かずにそこまでの英語力を伸ばせるか。まずは小学1年生までに母語である日本語の基礎をしっかり築くことです。それから母語である日本語の勉強に加え、英語をスタートさせます。英語学習が白熱していることについては、利点もあって、良い教材がたくさんあります。その中から、お子さんが毎日できるものを選びます。そして、1年生で5級、2年生で4級、3年生で3級取得を目指します。
問題はここからです。3級から準2級は若干、準2級から2級は、難易度がぐっと上がります。理想は4、5年生で準2級、5、6年生で2級です。何が苦手で何ができていないかは少し見てあげましょう。たいていの場合は単語量に問題があります。しかし、子供はすごいもので、克服していきます。
教育費は意外にかかるものです。英語学習は家庭でもできます。その分をお子さんの中学、高校、大学と続く、将来のために残しておくというのも良いのではないでしょうか。

子供の教育、子供と考えないで決めさせる。

子供の教育をするにあたり、気を付けていることは、子供と考えないことです。何でもあなたはどう思うかと聞き、決めたことはやり遂げるようにようにしています。そんなことをすれば、子供は楽をする方ばかりに行くだろうと心配するかもしれませんが、子供は意外にしっかりしていて、楽をする方ばかりにはいきません。
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大きな局面で、私が最初に子供の意見を聞いたのは、乳離れをさせる日です。自然に乳離れできたらいいと思い、1歳半になってもときどきは触ったり、口にしたり、特に夜は少しみたいな状態が続いていました。このままでは駄目だと思い、乳にはもう栄養がないこと、ずっとそれをしていたら歯並びに悪いことなど、結構、普通に話しました。子供は分かっているか、分かっていないか分かりませんが、うん、うんと言って、どの日にバイバイするか決め、カレンダーにマークをしました。ついにその日が来て、日中はごまかせましたが、夜が来たら乳を求めてこれまで以上に大泣きしました。ご近所迷惑も良いところだったと思いますが、親子二人でカレンダー片手に、二人でがんばろう、がんばろうと言って、乗り越えました。その次の日、どうなるかと思いきや、朝、自分はがんばったと言い、この後はすんなり何も起こりませんでした。
それからというもの、ある程度道筋やできることの選択肢を示すことはあっても、最終的には子供に選択させるようにしています。勉強のスケジュールも、習い事も、進学先も、楽な方を選んだなということはほとんどありません。しかしながら、子供に徹底させる以上、親も徹底しなければいけません。言ったことはする、子供との約束は必ず守る、楽な方を選ばない、これは絶対です。また、どう思うと子供が聞いてきたら、くだらないと思うようなことでも真剣に考えます。こういうのは、ああいうのは、できうる限りのアイデアとフォローはします。そして、また子供が決めます。もちろん、私たちの今の子育てが正解かどうかは、分かりません。正解だったかは、子供が独り立ちの仕方を見て初めて分かるのだろうと思っています。正解であれば良いなと思っています。

私のモットーは“養護と教育を一体的に行う”こと

中学生の男児2人の母であり公立保育園で保育士をしています。

私が子育てや保育で気を付けていることは「養護と教育を一体的に行う」という保育所保育指針の大前提をいつも心に留めておくということです。

養護と教育を一体的に行うということは、簡単にいうと世話をしながら人間的に必要なことを教えるということです。

食事を例にとって説明しますと、保育園や家庭で食事を食べさせる時、食事を用意して適切な栄養を考えることは養護です。

同時に「いただきます」と手を合わせ食事を用意してもらったことはもちろん米や野菜を育ててくれた農家の人にも感謝することを伝える、これは教育です。

食事は1日3回365日毎日ありますから養護と教育を一体的に行う最適の場になります。

大人が一緒に食事をする時、保育所の給食中、養護と教育を一体的にという意識を持っているかどうかで子供にとっての食事の価値は大きく変わってきます。

この意識を大人がもっているかいないかで、子供の心の成長度合は大きく変わってくることになります。

この養護と教育を一体的にという意識は食事だけにとどまらず、着替えるとか、お風呂に入るとか、一緒に遊ぶとか、日常全ての時に大人が持っていることがベストです。

結果10年後20年後のその子の人間性は確実に保障されます。

ただ、実際やってみると未熟な相手あってのことなので、大人にとって忍耐力と根気がかなり必要で簡単ではありません。

再び食事を例にとると、牛乳嫌い、野菜嫌いの子であれば、毎日わざと牛乳をこぼしたり、野菜を机の下に投げたりを繰り返します。

その度に掃除をしながら常に心を天使にすることはできるでしょうか?多くのお母さんは「NO」と答えるでしょう。

ありがちなのは「やめなさい」とか「何回言ったら分かるの」とか、きつい口調で責め立てて泣かせてしまうという結末です。言葉の分らない赤ちゃんにでさえやってしまうこともあるでしょう。

ここで「毎日の食事は養護と教育を一体的に行うチャンス」とぶれない気持ちを持っているなら、行動が一変します。そういう子供が食事中にする繰り返しの行動にも天使の心で「にんじんさん泣いちゃうからやめようね」とか優しい言葉で日々食べ物の大切さやマナーを教えて行くことができるのです。

食事に限らず子供を育てることは忍耐の連続です。

だからこそ難しいことを前提に、大人は日々の積み重ねの結果を明るくイメージすることが継続の秘訣でしょう。

今日ただその場しのぎの世話をするのではなく、すべてのやりとりを教育のチャンスとして心得るべきなのです。

その先には、いつも自然に「ありがとう」と率直な感謝の言える10代20代との素敵な未来が待っているのですから。